むらさきとなんぬ夕日の綿虫は  智壽子
短日や決着つかぬプレー・オフ  みどり
長命の句友数多や文化の日    裕子
聳え立つ鳥居が守る神の留守   真千子
ふと一語句の纏まるや縁小春   豊治
恰好の穴場陣取り鷹を撮る    領一
初霜やだみ声築地場外に     多美子
朝な夕な落葉を掃きて寺暮るる  喜代子
停泊の船舷あやす小春波     豊治

添へ焚きの伽羅の香りの落葉かな 智壽子
幸せの日々を喜び木の葉髪    カネコ
石蕗の一景なせる日比谷苑    周雄
枯葉追ふ園児を保母が追ひかける 柳影
ロボットを競ふ生徒ら文化の日  由紀子
吹き溜る落葉の上に降る落葉   章子
若干名募集の巫女や神の留守   公平
濡れ縁に大笊三つ大根干す    尋嘉
豪華船冬の埠頭に泰然と     和子


11月2018
        
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