第127回 虹の会 京成バラ園吟行



平成29年5月20日
参加者12名
天気
句会場ラ・ローズ


京成バラ園



   

◇薔薇愛好家にしばしば名を聞きながら、遠いからと敬遠していた京成ばら園吟行の虹の会、家から二時間半かけて楽しみに参加しました。
聞きしに勝るその広大なこと、満開のバラに只圧倒されました。真夏のような日射しには閉口しましたが、香は満喫しました。(操)

◇とにかく今年一番の高温好天気!!初夏の日差しいっぱいの園内には一歩足を踏み入れる前から薔薇の香が一帯に漂っている。(千里)

◇日射病になるくらいの日差しの中、暑さを忘れて歩き回り、写真を撮り続けた。俳句はなかなか詠めず、苦吟の一日だった。(隆雄)

◇絶好の日和に恵まれ、バラに酔った感じです。たまたまベンチに座った人とおしゃべりが弾んだ。バラを見ていると自然に笑顔が生まれ、心が洗われるようだといわれたご老人が一句。
「楊貴妃もはじらふ程や薔薇の精」いやはや恐れ入りました。こちらは目移りして俳句になりませんでした。(章子)



ピアノ生演奏
◇バラの香に包まれて聞いたピアノの演奏もとてもすばらしかった。(隆雄)

◇ドアーツードア三時間半と遠かったが来て良かった。バラは壮観。バラ園のど真中の演奏はすばらしかった。(周雄)

◇園内は、一万株のバラが今を盛りに咲き競い、小径を進み奥へ行きつつ香に酔ってしまいそうであった。(千里)

◇園を奥へ進むと、風景一転、睡蓮の池が現れました。緑陰は涼しくしばらくベンチでゆっくり過ごしました。(瓔子)

◇風そよぐ見ごろの薔薇園、堪能しました。小径の曲がりよう、少しの起伏にも作り手の気遣いが思われる園でした。
緑陰のベンチに坐せば、句作りのことはしばし忘れて、居眠りしたい心地でした。(宏治)



◇(淑子)

◇写真の赤いバラの名は、マリーアントワネット。劇画「ベルサイユのばら」の登場人物の名のバラがありました。ちなみにオスカルは白薔薇、フェルゼンは紫でした。(瓔子)
◇早目の夕食をとりつつの句会は、はじめてのこと。これも又楽しい思い出となった。(隆雄)

◇夕日に会える薔薇を眺めつつの食事、苦吟ながらもすてきな句会でした。(昌子)


句会場 ラ・ローズ


小路智壽子先生選

奥園へ誘ふ薔薇の門いくつ伊藤瓔子
木洩れ日の揺れれば香る薔薇アーチ荻野 操
列長蛇薔薇色ソフトクリームに小山千里
青空に響くショパンや薔薇の園荻野周雄
薔薇の園写真撮りたし句詠みたし伊藤瓔子
屈みては伸びては薔薇の匂ひかぐ池田宏治
準入選
そよ風に薔薇のアーチは花こぼす岸本隆雄
薔薇の香に包まれて聞くピアノかな岸本隆雄

 
参加者のひとこと
炎天下のバラ日和でした。日傘に入り句会に挑みましたが。不出来で残念でした。ピアノの演奏を聞いたり、時間たっぷりでバラの鑑賞にひたりとても楽しかったです。(幸子)
一日めぐりでバラに満足し、ゆったりしました。またの機会を楽しみに句にも精進します。(加容子)
色に酔い、香りにむせぶ一日でした。こんなにたくさんのバラを一目で見たのは初めてでした。(隆雄)
お天気も良く最高のバラ吟行日和でした。また秋も行ってみたいと思います。(晴子)
午前、午後2回のピアノ生演奏を楽しみ、香に色に音に、互換を満足させていただいた一日でもあり、薔薇に疲れた一日でもありました。(千里)
家事に埋没する日々でしたが、お天気にめぐまれて百花繚乱の薔薇園吟行はまぶしく生き返った心地がしました。(昌子)