第二句集 昭和52年〜63年の作品
松過ぎの事業怒濤のごとく寄す 椰子の実とすすむ日あらむ流し雛 春山はげに丸々と虚子を恋ふ 忌に参じ虚子に恥ぢざる句を詠まむ 尖塔がチーズの工場夏の山 瓢の笛母郷恋ひつつ吹きにけり イエス手をかざすがごとき枯木かな 不即不離三十年や賀状書く 音高くくづるる年を惜しみけり 去年今年南十字の旅に在り